投稿者:98S
自分がゲイだと気付いたのはもうずっと昔の小学校に上がる前だったと思います。幼稚園の時に初老の園長先生を好きになっていましたし、なぜ、自分が女の子と遊ぼうとすると親に男の子と遊んできなさいと言われるのが分からなかったぐらいです。
俗にいう性同一性障害というと正式に病院で高校生の時にお医者さんから言われた時の母親の悲しそうな顔は未だに鮮明に覚えております。
それも私にではなく、世間体を気にした母親のさげすむような目はたぶん一生忘れません。しかし、母親も女として歩んでくれるのをよしとしてくれました。ただし、お金などはもともと貧乏だったので手術費用はありません。
そのため、ニューハーフとして稼ぎながら徐々に手術していこうと思いました。
ただし、自分以外の同性愛者の人が周りにいなかったのでどうしていいのかわかなかったので、出会い系サイトで交流を図ろうと考えておりました。
利用してみたらみんな親身に答えてくれたり、同じ悩みを持っていたりとすぐに仲良くなりました。もちろん沢山の人と出会うことも出来ましたし、園長先生の様な熟年の彼氏も出来ました。相手はバイセクシャルの方で、手術費用も少しは工面してあげることもできると言ってくれて今は完全に女の体になりました。
出会った場所が五反田で、今住んでいるところも五反田です。
そんな彼氏と今は同棲中です。
五反田にはゲイの方が多く住んでいたり、働いている人も多いのです。
出会い系サイトでは同じ悩みを解決に導いてくれたり、共有もしてくれる人が沢山います。
セクシャルマイノリティだからこそ同じ境遇の人たちにはかなり固い結束が生まれていつまでも続くのです。